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パソコンがあればそれもよし、しかし、なければないで、やはり「まずはやってみる」こと、それも「気楽にトレーニングする」つもりでやってみることです。

原点からの品質管理を忘れないすでにおわかりになったと思いますが、品質管理の手順、ひらたくいえば「不良をつぶすやり方」は、次のような段取りでやることになります。

これまでお話したことをまとめると、以上の手順になります。 また、その際に役に立つと思われる考え方や手法も、主なものについて説明してきました。
ところで、ここまではできるだけ「品質管理」という言葉を使わないようにしてきたつもりです。 それは、なにも品質管理アレルギーを避けたかったからではありません。

不良をつぶすには、ことさら「品質管理」の理論や特別な手法を用いなくても、仕事の原点に立ち戻って考え、正しく作業に取り組むようになるだけで、てきめんに改善、改良されることなる。 たとえば、大会社や大量生産工場では、Dらの唱える統計的品質管理(SQC)の方式が有効なケースが多いようです。
それだけ管理の方式を確立しておかないと、一本スジを通しにくいからです。

しかし、多種少量生産型の中小工場や下請け零細工場では、SQCの理論を適用しても、かえってもてあましてしまいます。
SQCは、それなりに種類も数も多いデータを用いて”統計的”に編み出した方式で、データの種類や数が揃わないと不確かな答えしか導き出されません。

その意味でも「原点に返ろう」というのが、わたしの品質管理に取り組む基本姿勢になっている。
わたしたちの中小企業のための品質管理を研究し、普及指導をはかるグループ(平田元哉、新屋孝司、日高らによる)では、そうした考えから「原点的品質管理」という用語を提唱しています。 原点(ルーツ)という語の頭文字をとって「RQC」と別称しています。

このRQCの立場にたって、これまで解説してきたのです。 原点を大切にすれば、品質管理よりも「不良をつぶす」「品質を向上、安定させる」という表現を用いるほうが、なじみやすいと考えたわけです。
しかし、それは「原初的な答え」のような気がしてなりません。

つまり、単純な作業とか、技術的にそれほど高度なことが要求されないケースとか、現場が原初的(原始的?)なレベルにあるうちは、部課長が号令し、全員「せいのっ」と取り組む。
QC活動でも通用するかもしれません。 誰が品質管理をするのかきて、基本的なことをお尋ねします。

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